目黒区大岡山 セレナデンタルオフィス

CLINIC

お電話でのご予約

03-3718-8666

CONTACT

お問い合わせ

目立たない矯正インビザライン

歯科矯正といえば、歯を動かすために歯の表面に銀色の金属(ブラケット)をつけてとても目立つイメージがあるのではないでしょうか?

銀色の金属の矯正装置が口元から見え、目立って恥ずかしいということがネックとなり、矯正に一歩踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういう方におすすめしたいのが、透明なマウスピースを用いた矯正です。

今回はその中でもマウスピース矯正の代表的メーカーであるインビザラインについて詳しくご案内します。

インビザラインは透明なマウスピース

インビザライン最大の特徴は、一般的な歯科矯正ではかかせない銀色の金属のブラケットやワイヤーを使用せずに、透明なマウスピースを装着して歯を動かしていくことです。歯を治療計画通りに動かしていけるように、数ミリ単位に異なる透明なマウスピースを複数作成し、定期的に付け替えていく矯正方法です。

インビザラインのメリット

・人に気づかれずにくい
透明なマウスピースを装着して歯を動かしていくため、口元から「歯科矯正」を行っていることが分かりにくく、人に気づかれることなく治療できます。

・取り外しができる
一般的な歯科矯正のように、歯の表面に矯正装置を接着する必要がなく、自身でマウスピースの着脱が可能です。また、自分で着脱できる分、歯磨きもしやすく、お口の中を清潔に保つことができます。

・舌や口腔内粘膜が傷つきにくい
一般的なブラケット矯正の場合、金属のブラケットやワイヤーを歯の表面に接着する必要があります。舌やお口の中の粘膜は非常にデリケートであるため、歯科矯正中は舌や粘膜が傷ついてしまうケースも少なくありません。

しかし、インビザラインの素材はプラスチックであるため、傷つくリスクはブラケット矯正よりも低く、そういったリスクを回避したいと考える人におすすめです。

・嘔吐反射に配慮した型取り方法
嘔吐反射が強い人にとって、歯科矯正の治療でネックなのが型取りなのではないでしょうか。歯科矯正でも型取りは必須であり、これまで嘔吐反射が強い人にとって歯科矯正もハードルの高いものでした。

・金属アレルギーの心配がない
一般的なブラケットは金属で出来ているため、金属アレルギーの心配もありましたが、インビザラインはプラスチックで出来ているため、金属アレルギーである人も歯科矯正を行えます。

インビザラインのデメリット

・計画的に治療できない恐れもある
インビザラインでは自身で着脱できることがメリットでもありますが、決められた時間しっかりと装着することが出来なかった場合には、計画通りに歯を動かすことが難しくなっていくリスクも伴います。

着脱管理に自信がない人には、あまりおすすめできません。

・食事の際に配慮が必要
先にご案内したようにインビザラインで歯科矯正を行う際には、基本的に食事制限はありません。しかし、食事を行う際にはマウスピースを外す必要があります。

また、食事後に歯磨きをしないままマウスピースを装着してしまうと、むし歯や歯周病の原因になりかねないため、食後には必ず歯磨きを行ってからの装着が必要になります。

・適応しない歯並びもある
インビザラインに限らず、マウスピース矯正では改善が難しい歯並びがあります。代表的な不正歯列では重度の叢生(そうせい)や重度の上顎前突(出っ歯)、重度の受け口など、歯並びの乱れ具合が重度であったり、骨格的な問題があったりする場合は、インビザラインでの治療は適応されません。

格安マウスピースとインビザラインの違い

近年、SNSなどで「格安マウスピース」などが話題でありますが、そのほとんどの場合は前歯に限定された歯科矯正です。費用を抑えて歯科矯正できることが最大のメリットではありますが、前歯に限定した軽度の歯の乱れに適応するため、誰もが適応するものではありません。

インビザラインでは、前歯だけではなく奥歯を含む全体的な矯正が可能です。

インビザラインは世界トップシェア

インビザラインは世界100か国以上で活用され、延べ1000万人がインビザラインで歯科矯正を行っています。(2021年5月時点)

インビザラインでは莫大なデータを基に、歯の動きを予測してマウスピースを作成します。そのためシミュレーション通りに治療を進められます。

インビザラインのカウンセリングを受けよう

インビザラインでの歯科矯正を検討する場合は、まずカウンセリングを受けましょう。カウンセリングは基本的に以下のような流れで行われます。

1) 問診
まずは患者さまがどのような思いで、歯科矯正を検討しているのか、把握するために質問させていただきます。以下のようなことを確認します。

・歯並びにどのような悩みをもっているのか
・理想とする歯並びについて
・どのような治療を受けたいと考えているのか
・希望する治療期間

2) 視診
歯科医師が歯並びの状態を直接見て確認します。

3) 口腔内写真撮影
患者さまと一緒に歯並びの現状を確認するために、お口の中の写真を撮影します。

4) iTeroによる口腔内スキャン
インビザライン専用の3D口腔内スキャナーであるiTeroを使用してお口の中をスキャンします。従来のシリコン印象と異なり、精密な型取りができます。

ブラケット矯正ではどのように歯が動いていくのか、治療後の歯並びを事前に確認することは困難でありましたが、インビザラインではその場でスキャンした画像を患者さまと一緒に確認でき、さらには治療前から治療後までの歯の動きをシミュレーションしながら事前に確認できます。

5) 治療方法・治療費・治療期間の説明
シミュレーション結果を基に考えられる治療法、治療費、治療期間の説明を行います。この時、利用できる支払い方法、アフターケアの有無なども確認しましょう。

インビザラインでの治療をお考えの際には、お気軽にご相談ください。