コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言の発令などで慌ただしい中、世間には色々な情報が飛び交っています。

中には自身の健康に関わる誤った情報も紛れています。

先日、SNS上で「次亜塩素酸ナトリウムを飲むと新型コロナウイルスに効く」という誤情報が流れ、実際に飲んでしまい病院に掛かったというニュースがありました。

まず、次亜塩素酸水は絶対に飲まないでください

次亜塩素酸ナトリウムとは

次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系漂白剤や殺菌剤に使われ、強い殺菌力があります。

家庭用に出回っている、花王『キッチンハイター』と聞くとイメージしやすいでしょう。

強い殺菌力をもつので、触れると皮膚が荒れてしまったり、誤飲してしまうと胃酸と反応して体内で毒性ガスが発生する危険もあるものです。

(誤って口にしてしまった場合は、コップ1~2杯の牛乳または水を飲み、すぐに医者に行きましょう。)

次亜塩素酸水と間違えた?

「次亜塩素酸ナトリウム」と併せて「次亜塩素酸水」というキーワードも多く出回っています。

新型コロナウイルスの拡大に伴い、品薄になっているアルコールに変わるものとして「次亜塩素酸水」が話題になっています。

次亜塩素酸水は、人体への影響が少なく手の消毒にも使用することができるもので、実は歯科クリニックでも使用されてます。

次亜塩素酸水はタンパク汚れを分解洗浄する機能があり、バイオフィルムといわれる細菌の膜の除去、虫歯や歯周病菌の殺菌や、口臭対策にも効果があるものです。

次亜塩素酸水は殺菌に使えるか?コロナには効くか?

次亜塩素酸水は殺菌に使用することができます。

次亜塩素酸水は病原細菌やウイルスに対して高い殺菌活性を示し、消毒用アルコール(70%)よりも殺菌効果が高いとされています。

従ってインフルエンザウィルスに対しても殺菌効果がある事が知られています。

ただ、新型コロナウイルスについては今のところ手指の消毒に対する有効性は未確認とされています。

さいごに

繰り返しになりますが、「次亜塩素酸ナトリウム」も「次亜塩素酸水」も殺菌作用はありますが、飲料用ではありません

使用する際は正しい用法・容量を守ってご使用いただき、誤った情報に惑わせれない様ご注意ください。