目黒区大岡山 セレナデンタルオフィス

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矯正中に食べられないものはある?理由や対策を解説

矯正を検討している患者さんから「矯正中に食べられないものはある?」「食事で気をつけることは?」というご質問をいただくことがあります。
この記事では、そのような疑問にお答えすべく、矯正中に食べられないものや気をつける食べものについて解説します。

矯正中に食べられないものを理由別に紹介!

矯正中に食べられないもの、食べてはいけないものはありません。
ただし、矯正の種類によっては食べにくかったり、避けた方が良い食べものがあります。

装置が外れてしまう可能性がある食べもの

取り外しのできないワイヤー矯正や裏側矯正は、基本的に1ヶ月に一度の頻度で装置のワイヤーを交換します。何らかの原因によってワイヤーやブラケットが外れてしまうと、せっかく動いた歯が元に戻ってしまったり、予期せぬ方向に歯が動いてしまう可能性があります。
治療ワイヤー矯正や裏側矯正の期間中は下記の食べ物に特に注意し、できる限り食べることを避けましょう。

装置が外れてしまうかもしれない食べもの

  • お餅
  • お団子
  • チューイングガム
  • キャラメル
  • 水飴
  • ヌガー
  • その他の粘着性のある食べもの

装置に絡まる可能性がある食べもの

取り外しのできない矯正装置のデメリットとして、食べ物が装置に絡まりやすいことが挙げられます。装置に食べものが絡まると不快なだけでなく、むし歯や歯周病につながる可能性があるため、矯正期間中は特に念入りな歯みがきを心掛けましょう。
歯ブラシだけでなくタフトブラシやフロスなども併用すると、隅々まで歯を磨くことができます。

装置に絡まりやすい食べもの

  • エノキなどのキノコ類
  • ニラ、モヤシ、ネギなどの繊維質の野菜類
  • グレープフルーツなどの繊維質の果物
  • 肉類(特に筋の多い肉や骨付き肉)
  • 麺類(特に細い麺)
  • スルメイカなどのイカやエビ
  • 貝類
  • その他の繊維質や細長い食べもの

隙間に詰まる可能性がある食べもの

矯正中に歯が動くことで、一時的に歯と歯の隙間が広がり、いつも何気なく食べていた食べものが詰まりやすくなることがあります。むし歯や歯周病も心配ですが、隙間に食べものが詰まると見た目も気になるでしょう。
詰まった食べ物を取る際に爪楊枝を使う場合は、歯ぐきを傷つけないように気をつけましょう。応急処置的に詰まった食べものを取った後は、しっかり歯を磨くことが大切です。

隙間に詰まりやすい食べもの

  • お米
  • パン
  • 麺類(パスタ、うどん、太麺など)
  • クッキー、ビスケット
  • 野菜類
  • ポテトチップス
  • その他の歯に詰まりやすい食べもの

歯応えがあって食べにくいもの

矯正中に歯が動くことにより、痛みが出ることがあります。
この痛みが出ている期間は、歯応えのある食べものや固い食べものを避け、痛みが落ち着くまでは柔らかい食べものを選びましょう。

歯応えがある食べもの・固い食べもの

  • お煎餅
  • スルメイカ、エイヒレ
  • リンゴ
  • フランスパンなどのハード系のパン
  • 固いアイス
  • きゅうりなどの生野菜
  • その他の歯応えがあったり食べにくいもの

色が着くため避けた方が良い食べもの

色の濃い食べものや飲みものは、矯正装置に着色してしまうことがあります。着色しやすさは装置の素材によって異なりますが、基本的に着色を歯ブラシで落とすことはできません。
取り外しのできないワイヤー矯正や裏側矯正中は、色の濃い食べものを避けるか、装置を交換する直前に食べるようにしましょう。
マウスピース矯正の場合、外している間に色の濃い食べものを食べたとしても口の中に残っている色がマウスピースに付着することがあります。食事の後は歯みがきをしてからマウスピースを装着することが理想ですが、出先などで難しい場合はうがいをするだけでも着色がつきにくくなります。

色の濃い食べものや飲みもの

  • 赤ワイン
  • カレー
  • コーヒー
  • 紅茶
  • トマトソース
  • キムチやコチュジャン
  • ブルーベリーやクランベリーなどのベリー系の果物
  • その他の色の濃い食べものや飲みもの