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歯医者

歯が欠けた…すぐに歯医者に行けないときの応急処置・NG行為とは

1. 歯が欠けてもすぐに歯医者に行けない時の応急処置

2. 歯が欠けたときのNG行為は?やってしまいがちな自己判断に注意

3. 歯医者での治療の流れと選択肢

4. 大田区・目黒区の歯医者 セレナデンタルオフィス 大岡山 の歯科治療

 
硬いものを噛んだら歯が欠けた、というお話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。「もし自分がなってしまったら…?」と不安になる方もおられるかもしれません。痛みがなかったら放置してよいのか、すぐに歯医者へ行けない状況だと何をすべきか、悩んで困ってしまう事態にも。実は、歯が欠けた直後の対応によって、その後の治療内容や歯の状態に大きな差が出ることがあります。今回は、歯が欠けたときに自分でできる初期対応、避けるべきNG行為、その後の歯医者での治療について、解説していきます。
 

1. 歯が欠けてもすぐに歯医者に行けない時の応急処置

「歯が欠けた」と気づいた時、重要なのは落ち着いて対処することです。自己判断で対応しようとすると、かえって症状を悪化させてしまうことも。以下のステップで対応しましょう。

①欠けた歯の破片を保存する

欠けた部分が見つかった場合は、清潔なガーゼやティッシュで包み、できれば保存液や牛乳(なければ水)に浸して、乾燥しないように保管します。破片が歯医者での治療に使える場合もあるため、捨てないようにしましょう。

➁口の中を清潔に保つ

出血がある場合は、ガーゼで優しく圧迫して止血します。うがいの際は軽くすすぐ程度にとどめましょう。口腔内に傷があると感染のリスクが高まるため、口腔内は出来る範囲で清掃しましょう。

➂欠けた歯を使わない

欠けた歯がさらに割れたり、神経が露出してしまったりするのを防ぐため、痛みの有無に関わらず、その歯を使うのは避け、違う側で噛むようにしましょう。

④市販の応急処置用品を使用する

市販されている応急処置用の歯科パテや保護ジェルを使うのも選択肢のひとつです。ただし、これは一時的な処置でしかなく、できるだけ速やかに歯科医師の診察を受けるようにしましょう。

⑤痛みや腫れがある場合は冷やす

頬の外側から冷たいタオルなどで冷やすことで、炎症や腫れを抑えることができる可能性があります。ただし、直接冷却すると血流が悪くなり、治りが悪くなるため注意が必要です。

欠けた歯をできるだけ良い状態で保つためには、初期対応がとても重要です。無理に触ったりせず、早めの受診を心がけましょう。
 
 

2. 歯が欠けたときのNG行為は?やってしまいがちな自己判断に注意

欠けた歯を前にすると、慌てて自己判断でやってしまうことがありますが、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。以下のような行為は避けるようにしましょう。

①放置する

痛みがない場合、「そのうち治るだろう」と自己判断で放置してしまうのも、歯の予後を悪くしてしまう可能性があります。欠けた部分から細菌が侵入し、むし歯や歯の神経の炎症を引き起こす場合があります。

➁無理に歯を使う

「少しくらいなら大丈夫」と、欠けた歯で普段通り食事をしてしまうのも、避けるべき行為です。欠けた部分がさらに広がってしまうと、最悪の場合、歯が割れてしまうこともあります。

③自分で歯を削る

欠けた部分が尖っていて気になるからと、やすりや爪切りで削るのは危険です。削り方により歯の内部にまでダメージを与え、歯の神経への感染や、痛みの原因となる可能性があります。

④瞬間接着剤などでくっつけようとする

欠けた歯を元に戻そうと、稀に家庭用の接着剤を使う方がいますが、これも危険な行為です。接着剤に含まれる成分が口腔内の粘膜を刺激し、炎症を引き起こす可能性があります。

自己判断による処置は、歯の状態をさらに悪化させてしまう要因になることがあります。速やかに歯医者に行くのはもちろん、すぐに歯医者に行けない場合はできる限り歯を保護し、適切な処置を受けられるようにしておきましょう。
 
 

3. 歯医者での治療の流れと選択肢

歯が欠けた際に歯医者で行う治療は、歯の場所や欠けの大きさ、歯の状態によって異なります。一般的な治療までの流れと、主な治療法を以下に挙げていきます。

①診察と診断

まずは、歯科医師が口腔内をX線検査などで診察し、欠けた範囲や歯の神経に影響があるかを診断します。痛みの有無や噛み合わせの状態、破片の有無などの情報も必要となります。

➁応急処置

欠けが大きな場合は、保護材を詰めたり仮の詰め物をしたりして、応急的に痛みや炎症を抑える処置が行われることがあります。

③根管治療(神経の治療)

欠けた歯の神経が露出・感染している場合は、歯の神経を取り除く治療を行うことがあります。

④修復治療の選択肢

欠けに応じて、以下のような治療方法が選択されます。

・コンポジットレジン修復
歯の色と似せた白いプラスチックのような素材の材料を、欠けた歯に直接詰める治療です。主に小さな欠けに適応され、処置時間が短いことも多く、目立ちにくいのが特徴です。

・インレー(詰め物)
クラウンほど大きくはない欠けの場合、型を取って詰め物を作製し、接着させる治療となる場合があります。

・クラウン(被せ物)
歯の欠けが広範囲に及ぶ場合は、歯全体を覆う被せものであるクラウンとなることがあります。

インレーやクラウンの素材は金属、セラミック、ジルコニアなど選択肢があり、見た目や耐久性の希望に合わせて選ばれます。

⑤経過観察と再治療の判断

一通り治療が終わっても、しばらくは歯の状態を確認する必要があります。痛みや噛み合わせの異常があれば、再治療になることもあります。

⑤定期的なメンテナンス

欠けた歯が再度欠けることもあるため、治療後も定期的に歯医者でのチェックやメンテナンスを受けることが推奨されます。

歯が欠けても、歯の状態を診断し適切な処置を行うことで、歯の機能の回復が可能となる場合があります。歯が欠けた場合は、早めに歯科医師の診察を受けるようにしましょう。
 
 

4. 大田区・目黒区の歯医者 セレナデンタルオフィス 大岡山 の歯科治療

セレナデンタルオフィス 大岡山 は「自分が受けたい、自分の家族に受けさせたい」と思う歯科治療を全ての患者さんに提供することをコンセプトにしている目黒区大岡山の歯医者です。
大田区の東急電鉄・大岡山駅から徒歩7分にあります。

【セレナデンタルオフィスの歯科診療】

➀むし歯治療と補綴修復

歯をなるべく「削らない」・神経をできるだけ「抜かない」治療を大切にし、健康な歯を最大限残す治療を心がけています。
削ってしまったむし歯治療後の歯は保険適用の補綴物、自費診療の補綴物両方に対応しています。自由診療の補綴物(セラミックやジルコニアの白い詰め物・被せ物)は見た目の美しさだけでなく、ずっと自分の歯で食事ができるよう機能面に考慮しています。

▼セレナデンタルオフィス 大岡山 のむし歯治療

一般歯科

➁大人のマウスピース矯正治療(インビザライン矯正)

インビザラインは、透明のマウスピースを装着することで歯並び、噛み合わせを整える矯正治療です。
セレナデンタルオフィス 大岡山 では治療の進み具合や、今後必要な治療期間についてもその都度お話させていただき、患者さんがご納得して前向きに矯正治療に取り組んでいただけるように心がけています。

▼セレナデンタルオフィス 大岡山のマウスピース矯正治療

矯正歯科(マウスピース矯正)

➂入れ歯(義歯)治療

痛い・噛みにくい・外れる、といった入れ歯のお悩みを解決するため、一人ひとりに合わせた保険適用、自由診療両方の入れ歯(義歯)を製作しています。

▼セレナデンタルオフィス 大岡山の入れ歯治療

義歯(部分義歯/総義歯)


 
 

まとめ

歯が欠けたときは、初期の適切な対応がその後の歯の健康を左右します。欠けた破片の保存や患部の清潔保持、無理に噛まないといった基本的な対応に努め、自己判断による行動は避けましょう。歯医者では欠けに応じた治療が行われ、機能性や審美性を回復させられる場合があります。まずは放置せず、早めに診察を受けるようにしましょう。

大田区・目黒区周辺で歯が欠けたことについてお悩みの方は大岡山駅から徒歩7分 セレナデンタルオフィス 大岡山までお問い合わせ下さい。

 

監修:諏訪 知美