1.マウスピース矯正中は虫歯になりやすい？その理由
2. マウスピース矯正中に虫歯になったら？
3. マウスピース矯正中の虫歯を防ぐ予防策
4. 目黒区・大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスの矯正治療について
マウスピース矯正は、透明な装置で目立たず矯正治療が進められる治療法として、多くの方に選ばれています。しかしその一方で、虫歯リスクが高まる可能性があることをご存じでしょうか？マウスピース矯正中は、装置の使用方法や日常のケアによって、虫歯の発生リスクが左右されます。今回は、マウスピース矯正中に虫歯になりやすい理由、虫歯ができた場合の対処法、そして予防策について詳しく解説します。
1.マウスピース矯正中は虫歯になりやすい？その理由
なぜマウスピース矯正中は虫歯になりやすいのでしょうか？その理由を以下に解説します。
➀マウスピース内に細菌が繁殖しやすい環境
食べたり飲んだりした後に歯を磨かずにマウスピースを装着すると、食べかすや細菌が閉じ込められます。これにより、虫歯の原因となる酸を生成しやすい環境が生まれ、虫歯のリスクが高まります。
➁マウスピースが歯を覆うことで唾液の流れが制限される
唾液には食べかすや細菌を洗い流し、虫歯の原因となる酸を中和する働きがあります。この唾液の働きが、口腔内の健康を保つ上で重要な役割を果たしています。しかし、マウスピースを装着していると歯全体が覆われ、唾液が歯に行き届きにくくなります。このため、口腔内が酸性になりやすく、虫歯のリスクが高くなります。
➂間食や糖分を含む飲み物の影響
マウスピース矯正中は、長時間マウスピースを装着する必要があるため、間食や飲み物の摂取後のケアが不十分だと、歯に糖分が長く残りやすくなります。特に、ジュースや炭酸飲料など糖分を含む飲み物は、虫歯菌が好むエネルギー源となり、虫歯リスクをさらに高めます。
2.マウスピース矯正中に虫歯になったら？
万が一虫歯ができてしまった場合は、矯正治療を進めながら虫歯を治療する必要があります。以下に詳しい対処方法を解説します。
➀虫歯の早期発見・早期治療
マウスピース矯正中は、定期検診を欠かさず受けることが重要です。虫歯が早期に発見されれば、最小限の治療で済む場合があります。軽度の虫歯であれば、虫歯を削ってレジンを詰める治療（コンポジットレジン充填）で修復が可能です。
➁マウスピース矯正治療の一時中断の可能性も
虫歯が進行している場合、マウスピース矯正を一時中断して虫歯治療を優先しなければなりません。詰め物や被せ物をする場合には、マウスピースの再作製が必要となるケースもあります。この場合、治療後にマウスピース矯正の治療計画の再調整が必要になる可能性があります。
➂治療後のケアの徹底
虫歯治療を行った歯は、再発リスクが高くなるため、矯正治療中はより慎重なケアが必要です。治療後の歯の状態に合わせて、デンタルフロスやフッ素入り歯磨き粉の使用など、虫歯予防を強化しましょう。
3.マウスピース矯正中の虫歯を防ぐ予防策
虫歯を防ぐためには、日々の口腔ケアを徹底することが重要です。虫歯リスクを減らすための予防策を、以下に詳しく解説します。
➀食後の歯磨きを徹底する
食事や間食の後は、必ず歯磨きを行いましょう。フッ素入り歯磨き粉を使用することで歯を強化し、虫歯菌に対する耐性を高めることができます。また、歯ブラシだけでは取り切れない歯間部の汚れを除去するために、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するようにしましょう。
➁マウスピースの適切な洗浄
虫歯を防ぐためには、マウスピースの清潔さを保つことも非常に重要です。マウスピース専用の洗浄剤を使用し、細菌の繁殖を防ぎましょう。熱湯消毒はマウスピースを変形させる恐れがあるため、注意しましょう。
➂飲み物の注意点
水以外の飲み物を摂取する際には、マウスピースを外すことを心がけましょう。糖分が含まれている飲み物を摂取した後は、歯を磨いてからマウスピースを再装着することで、虫歯リスクを軽減できます。
➃定期検診を受ける
定期検診を受診し、歯科医師に口腔内の状態をチェックしてもらいましょう。虫歯のリスクが高い方には、フッ素塗布やプロフェッショナルクリーニングを受けることをおすすめします。
4.目黒区・大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスの矯正治療について
目黒区・大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスでは大人の歯並び・噛み合わせ矯正に「インビザライン」を、子どもの歯並び・噛み合わせ矯正に「マイオブレース」を取り扱っています。
インビザライン
インビザラインは、透明のマウスピースを装着することで歯並び、噛み合わせを整える矯正治療です。
当院では治療の進み具合や、今後必要な治療期間についてもその都度お話しし、患者さんに納得いただきながら前向きに治療に取り組んでいただけるように心がけています。
マイオブレース（MRC（Myofunctional Research Co.）矯正）
子どものあごや顔面の形が正しく成長するよう誘導する矯正治療としてマイオブレースを導入しています。
マイオブレースに対応している医院は限られていますので目黒区・大田区で小児矯正、小児の予防矯正についてご相談がある方は当院までお問い合わせください。
目黒区・大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスは「自分が受けたい、自分の家族に受けさせたい」と思う診療のご提供をモットーに、大人から子どもまで安心して通っていただける歯医者を目指しています。
まとめ
マウスピース矯正中は、虫歯リスクが高まる要因が多く存在します。しかし、日々の口腔ケアを徹底し、正しい予防策を理解することで、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。食後の歯磨きやマウスピースの洗浄、間食の管理を徹底しましょう。また、万が一虫歯ができてしまった場合に早期発見・早期治療ができるように、定期検診を受診しましょう。
目黒区・大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスでは、マウスピース矯正中の虫歯予防やケアについての無料相談を行っています。
目黒区、大田区で矯正治療でお悩みの方は、大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスにお気軽にご相談ください。