WEB予約
電話予約
アクセス
Instagram
予防歯科とは?
予防歯科とは、むし歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐことを目的とした歯科医療のことです。
従来のように「歯が痛くなってから治療する」のではなく、「痛くならないように管理する」ことに重点を置いています。
定期的な歯科検診やプロによるクリーニング、フッ素塗布などを通して、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた予防ケアを行います。
特に、歯周病は自覚症状がないまま進行することが多く、気づいたときには重症化しているケースも。早期発見・早期対応によって、大切な歯を残せる可能性が高まります。
一度削った歯は、元に戻ることはありません。だからこそ、何も起きていないうちからの予防が、結果的にご自身の歯を守る一助となることがあります。
最初の消化器官である口腔内を清潔に保つことは、全身の健康状態を考える上でも非常に重要です。
大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスでは、予防を通して、できる限りご自身の歯で過ごせるよう、継続的なサポートを行っています。

大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィス

予防歯科メニュー
定期検診(口腔内チェック)
むし歯や歯周病の早期発見のため、3〜6か月に1回のペースで口腔内の状態をチェックします。歯や歯ぐきの状態を記録し、リスクの変化も継続的に確認します。

歯のクリーニング(スケーリング)
歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を、専用の器具で丁寧に除去します。着色汚れの除去や、口臭予防にもつながります。

ブラッシング指導(TBI)
歯並びや磨き癖に合わせた「自分に合った歯磨きの方法」を丁寧にアドバイスします。セルフケアの質を高めることが、予防への第一歩です。

口腔内細菌検査・リスク評価
口腔内の細菌を検出する装置で、PCR法を用いて検査をする機器です。むし歯や歯周病のなりやすさを科学的に調べることができ、個々のリスクに応じた予防プランをご提案します。

予防歯科の来ていただきたい方
定期健診で“守れる歯”があります
以下に心当たりがある方は、早めの受診をおすすめします。
  • 以前に虫歯や歯周病の治療を受けたことがある

  • 忙しくてセルフケアの時間が十分にとれない

  • 妊娠中・出産後でホルモンバランスが変化している

  • 矯正治療中、または治療後のメンテナンスが必要

歯科医院での定期健診では、歯や歯ぐきの状態を把握するだけでなく、生活習慣や食事のアドバイスも含めたトータルケアが可能です。

予防を習慣にして、一生自分の歯で
予防歯科においては、日本はまだまだ後進国です。「どこも痛くないうちから、予防のために歯科医院に行きますか」と尋ねると、ほとんどの人が首を横に振るでしょう。
日本人にとって歯科医院は、未だに何らかの症状が出てから行く場所で、痛みや不調がなければ通わない病院なのです。
しかし、皆さんに認識していただきたいのは、口腔内は最初の消化器官であり、且つ一番汚れている場所だということです。
口腔内の清潔は、全身の健康に影響を及ぼす可能性があるとされています。
自宅での歯磨きは、歯科医院で予防治療を受けた状態の「維持」だと考えた方が良いです。日本全体の予防意識をもっと高めていく必要があると思います。

大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィス

自由診療の予防歯科(PMTC)メニュー
大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィスは虫歯・歯周病リスク高い方、より予防効果を高めたい方への自由診療でのメンテナンスメニューを用意しています。
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、訓練を受けた歯科衛生士が特殊な器具と材料を使って行う口腔内のお掃除のことです。
ほとんどの患者さんは、虫歯が完治すればゴールだと思いがちですが、そこからがスタートと考えていただきたいと思います。
毎日、どれだけ自宅で歯ブラシやうがいをしていても、歯石や歯の着色、磨き残しを完全に防ぐことはできません。

PMTCでは、歯と歯の間の細菌バイオフィルムまで丁寧に除去して、歯ぐきを健康な状態に近づけ、歯周病の原因を抑えます。歯の表面がツルツルになって汚れやステインがつきにくい状態が維持され、虫歯や口臭の予防に役立つことが期待されます。
エアフロー
特殊なパウダーを含んだ気持ちの良いジェット水流で、普段のクリーニングでは届かないすみずみの汚れまで一掃する施術です。歯の表面を傷つけることなく、虫歯や歯周病の根本原因となる細菌の膜(バイオフィルム)を徹底的に除去できることが期待できます。

歯周ポケット内の機械的清掃
歯ぐきの腫れや出血の原因となる、ポケット奥の汚れを専用器具と薬液を使用し徹底除去。引き締まった健康な歯ぐきを目指します。

自由診療の予防歯科(PMTC)のメリット
PMTCのメリット
  • より丁寧で質の高いケアが受けられる
  • 保険診療では使えない先進的な機器・薬剤を活用できる
  • 一人ひとりに合わせた予防プランを作成できる
PMTCデメリット
  • 費用が自己負担になる
  • 即時的な「治療感」が得られにくい

院長からのメッセージ
治療が必要になってからではなく、常に「予防」という意識を持って歯科医院へ足を運ぶことが大切です。
定期検診をしてほしいという方は少しずつ増えてきているようですが、前述した理由から、保険内で行われる予防医療は決して十分なものではありません。
身体全体の健康を考えるうえでも、専門家による本格的な歯のお掃除を定期的に行っていただきたいと思います。
PMTCは基本的に6ヵ月間、1ヵ月に1度のペースで受診を続けていただきますが、経過によっては1ヵ月半に1度、2ヵ月に1度で良い場合もあります。ぜひ、ご自身の健康管理の一環として、予防ケアを取り入れることをおすすめいたします。

大岡山の歯医者 セレナデンタルオフィス

予防歯科のよくある質問
Q:症状がなくても通院する必要がありますか?
はい、あります。自覚症状が出る前に虫歯や歯周病が進行していることも多く、早期発見・早期対応のためには定期検診が不可欠です。

Q:通院の頻度はどのくらいが理想ですか?
基本的には3~6か月に1回を目安としていますが、患者さまのお口の状態に応じて最適な通院間隔をご提案します。

Q: 予防治療に健康保険は使えますか?
一部保険が適用される処置もありますが、内容によっては自費診療になることもあります。事前に丁寧にご説明いたします。

Q:子どもでも予防歯科は受けられますか?
はい、もちろん受けられます。特に乳歯や生えたての永久歯はむし歯になりやすいため、定期的なフッ素塗布や歯磨き指導が効果的です。

Q: 自宅でのケアだけでは不十分ですか?
毎日のセルフケアはとても重要ですが、磨き残しや歯石はご自身だけでは完全に取り除けません。プロのケアと併用することで、より高い予防効果が得られます。

Q:妊娠中でも予防歯科を受けられますか?
はい、受けられます。妊娠中はホルモンバランスの影響で歯周病リスクが高まるため、安定期を中心に無理のない範囲でのケアをおすすめしています。